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人工クラゲオブジェで出発した<浮遊体アート>不思議系現代アートに進化中 癒しの水槽インテリアとしてレストラン・ホテル・ショールーム等で活躍しています


 

たまには仕事以外のことを・・・その6

今週は、仕事の話になってしまいそうです・・・
来週また仕事以外の話に戻るということで・・

先週、博多に浮遊体アートの発表に行ってきました。
ある国の貿易組合の世界大会が今年は日本(博多)で開催されたのですが、
日本でユニークなモノづくりをしている
4社の発表のうちのひとつということで呼ばれていってきました。

僕は三番目の発表だったのだけれど、

一社目は、ある漆喰メーカーの社長さんでした。
漆喰は、数千年前から世界のあちこちで使われてきた古い建築材料ですが、
そのメーカーでは、まったく新しい発想で、
エネルギーをあまり使わず圧力で漆喰をタイルにする技術を発明し、
昨年度のものづくり日本大賞内閣総理大臣賞を取られた話をされていました。
さっきまで、隣で雑談していた社長さんが、
安部首相から表彰されている写真をみて、ちょっとびっくり。

二社目は金剛組という建築会社の発表でした。
寺社建築で有名な会社ということは知っていたのですが、
帰ってから、ネットの百科事典ウィキペディアで調べてみてびっくり。
現存する578年創業と称し、
なんと世界最古の企業とされているそうです。
なんでも創業者は、聖徳太子によって百済から招かれた3人の宮大工のうちの一人で、
法隆寺の建設にも関係があるとか・・・

で、三人目に僕の浮遊体アート。
浮遊体アートのような、新しいモノづくりが、
伝統のあるモノづくりの会社と同じ場所で、発表できたことが、
なんか、すごく、ついているなあと思いました。
モノづくりについて、なにより一番大事なことは、
とにかく作り続けること。
この発表で作り続けられる仕事の仲間入りができたはずと
信じていきたいと思いました。

たまには仕事以外のことを・・・その5

新工房に移ってきてから、工房の中がやっと片付いてきて、
庭をちょっといじってみようかという気になりました。

お客さんが来たとき、あまりにも庭が殺風景で
話しているときも、なんとなく気になって仕方がないので。

とりあえず庭に生えている草引きをしてみたのですが、
引き抜いてしまうにはもったいない、
いい感じの雑草があるのに気がついたので、
それをちょっと集めてきて、寄せ植えして、
周りに石を置いてみました。

庭に何を植えようかと考えて、花屋さんとか、ホームセンターで、
ちょくちょく植物を見ているのですが、
なんか売っている花にはぴんとこないというか、
あまりにも色がきつすぎる花が多いなあと。

そう思いながら、平城宮跡の田舎道を自転車で走っていると、
なんとも元気のいい、青々とした草が生えています。
それを見ているうちに、ほんと雑草なんだけど、
こういう雑草を自分は庭に植えたいんだなあと、
はっきりとわかりました。

たまには仕事以外のことを・・・その4

先週に引き続いて、浮遊海月(くらげ)水中猫交錯短歌です。


キッチンの裏の砂漠で口寄せする 巨大海月宴より逃げ



口寄せ・・・という言葉を使ってみたかったんですよね。
僕は、「ナルト」という忍者ものの漫画が好きなのだけど、
ナルトに登場する忍者たちが使う忍術で、
「口寄せの術」というのがあるのです。
この口寄せの術とは、
動物と交わした契約の巻物を使って、
巨大がま だの 巨大へび だの 巨大なめくじ だのを
呼び出して、戦わせるという忍術なのです。

まあ、そんな感じで、僕も口寄せの術を使って、
巨大水中猫 だの 不思議海月(くらげ) だのを
呼び寄せてみたいなあと・・・



踵髭 手髭尻髭 膝に髭 盲目少女の先杖試作


猫の髭(ヒゲ)というのは、
モノにぶつかったりしないための、
アンテナみたいなものらしいのだけど、
もし、人間に猫ヒゲがついていたら・・・

人間の場合、四足の猫と違って、
二本足で立ちますので、
たぶん、猫とはちょっと違うところに
ヒゲがついているのが便利に違いありません。

なんか、歩くたびに、いろんなモノにぶつかっては、
膝にあざを作る人がいるのですが、
そういう人は、膝にひげが生えているのがいいわけです。

小学校の頃に、友達の椅子に、
画鋲を置くという遊びが流行りましたが、
こういうとき、尻に猫ヒゲが生えていたら、
尻に画鋲を刺すことなく、
上手によけられるわけです。

こういう、しょーーもないことを考えているうちに、
なんか水中猫のヒゲ模様が、
ひゅるるるると奇妙に生えてくるのが見えてきます。

たまには仕事以外のことを・・・その3

日曜日はできるだけ、
頭を非日常に飛ばすようにしています。
浮遊体アートの先の試作のことを
休みの日は考えることが多いのだけれど、
あんまり、差し迫った制作課題のことを考えるというのではなくて、
先でどんな風に作品の幅を広げていくか、
できるだけ枠をはずしたい・・・という感じで・・・

GCATプロジェクト(水中猫発生プロジェクト)は、
人工クラゲから水中猫へと
アート的遺伝子を使って、
進化させていくというプロジェクトで、
クラゲ(海月)とか、猫とか、遺伝子とかの言葉を使って、
短歌を作ってみるという遊びをはじめました。


海月屋と言われしビデオ巻き戻し 二重螺旋の裏側に猫


歌の中に、思いもよらぬキーワードが紛れ込んで、
それが、猫とかクラゲに思わぬ結びつき方をして、
不思議世界が展開できればいいのだけれど・・・

小説やら戯曲やらを書いていたときは
非日常的な言葉がほとばしり出ていたのですが
そのあたりの練習ができていなかったので、なかなか・・・
昔の資料を眺めているうちに
できたばかりの人工クラゲを袋に入れて
見知らぬ町へ飛び込み営業に行っていた頃を思い出しました。


片道切符握り海月売りに来て 猫師の後姿十字路に消ゆ

たまには仕事以外のことを・・・その2

知人の手作り新聞にうちの浮遊体を載せてもらいました。
(定期的に新聞作ってるんだろうか??)
しかも号外で!
しかも手書きで!!

うれしいのでスキャンしてブログに載せてしまいます。

新井さゆり新聞です。

編集長の新井さゆりさんは、関東の方でイベント会社を経営しておられます。

うちの浮遊体は新聞・雑誌でいろいろ取材は受けているし、
朝日・読売・毎日の1面にも載ったことがあるのだけれど、
手書き新聞に載せてもらうのはこれがはじめてです。

うれしいです!

浮遊工房で浮遊する机のうえで仕事している、
僕の身代わり人形が写真に掲載されています。

このとき工房のある奈良の町を案内したので、
新聞にはそのときのことものっています。

奈良はほんとうにいいところですよ・・・
仕事がら、いろんなところに行くことがありますが、
世界中のどこより、奈良がいいなあと最近思います。

奈良はいいなあと思って、あちこち散歩しながら、
物思いにふけったり、しているのですが、
奈良の歴史のことはよく知らないので、
案内してあげたお客さんのほうに、
解説してもらったりすることも、よくよくあります。

近所の古墳の周りを散歩していたとき、
たまたま出会ったアフリカの方に、
古墳の解説をしてもらって、感動したこともあります。

僕は奈良を散歩しながら、いったい何を見ているのだろう・・・
たくさん解説の立て札とか立っているのだけれど、
まったくもって見ていません。

池の波紋とか、亀の甲羅とか、
キノコの模様とか、葉っぱの葉脈とか、
そういうものを見ているような気がします。

でも、考えてみると、お寺や神社だけでなくて、
キノコの模様にも、亀の甲羅にも、
ありとあらゆるものに、歴史はひそんでいるはずですよね・・・

これが新井さゆり新聞です!!